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タイトル名 |
フィクサー(2007) |
レビュワー |
あきぴー@武蔵国さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-11-17 17:24:01 |
変更日時 |
2008-11-17 17:27:29 |
レビュー内容 |
企業倫理、守秘義務など重いテーマを扱っている作品ではあるが、多くのエピソードがあるが故に発散しているような気がする。もう少し、エピソードを絞って、一つ一つのエピソードの重点を置いて描いた方が良かったと思う。 オープニングとエンディングの馬のシーンは素敵だったぞ。
守秘義務に関しては、弁護士のみならず、私のような技術者にも関係しているテーマである。 職務上知り得た秘密(不正行為)を告発することによって確保される公益と、その者に課せられている守秘義務のいずれが尊重されるべきか、という問題である。 本作のマイケルは告発することを選択したわけだが、告発によって所属する弁護士事務所は大打撃を受けるだろうし、マイケル自身の弁護士としてのキャリアは終わりだろう。 もし、私が同様の場面に出くわしたらどのような選択をするのか、その時にならなければわからないだろうし、おそらく正解はないのだろうな。 |
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