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タイトル名 |
愛を読むひと |
レビュワー |
あきぴー@武蔵国さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-01-01 12:27:28 |
変更日時 |
2013-01-01 12:27:28 |
レビュー内容 |
タイトルから単純なラブストーリーなのかと思いきや、後半から一気にホロコーストという重い展開に変わってしまったのは驚いた。 日本人には、あまり理解できない(と思う)ホロコーストをテーマに、従属的に殺害に加担した下っ端の看守を罪について問いかけている。途中、「社会は、道徳ではなく法で動いている。それも、現在の法ではなく、当時の法である。」といった主旨のセリフを法学教授が言うのだが、その考えに基づけば下っ端看守は無罪、もしくは執行猶予付きの有罪が適当だと思うのだ。道徳的には有罪だと思うがね。 主人公のマイケル君は、面会に行ったにも関わらず、逃げるように帰ってくるのかわからないし、イライラした。多分、面会していたらハンナが自殺するようなことはなかったと思うが・・・(手紙に返事しなかったこともだが) どうでも良いことだが、ドイツが舞台で登場人物が英語を喋るのは如何なものかと思う。 |
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