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タイトル名 |
ウォール街 |
レビュワー |
目隠シストさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-02-04 17:20:21 |
変更日時 |
2007-02-04 17:25:33 |
レビュー内容 |
思い出したのはフジテレビのドラマ『お金が無い!』。マイケル・ダグラス=石橋凌。チャーリー・シーン=織田裕二。ヘアスタイルまでソックリ。本作が元ネタなのでしょうか。証券市場のシーンは迫力があります。売り買いをしている人間が見えると、マネーゲームの生々しさが伝わります。本作の結末からは、“人間の本質は変わらない”というメッセージを感じます。いや、“変われない”か。人格者の父を持つバド。彼もまた父親と同じような生き方を選んだようです。勝ち組になるために必要なもの。また捨てなければならないもの。“勝ち”の定義をどう捉えるかで、答えは変わってきます。バドは勝ったのか、負けたのか。あるいはどちらでもないのかも。その判断は観る人に委ねられている気がしました。後味は悪くありません。でも無難な着地点を選んだなという気もします。個人的には、人の業はもっと深いと思います。バドとの別れ際、恋人が言った台詞もまた、人間の本質を表していると思います。 |
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