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タイトル名 |
漂流 |
レビュワー |
目隠シストさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-01-11 18:37:03 |
変更日時 |
2007-01-11 18:37:03 |
レビュー内容 |
自分にとって「漂流もの」といえば、「ロビンソンクルーソー」、「十五少年漂流記」、あるいは「不思議な島のフローネ」。どの作品でも辿りついた先は、草木生い茂り野生動物の住む無人島。そこでの生活には、心をくすぐるワクワク感がありました。遠足やキャンプを楽しむような感覚。しかし本作は違います。岩だらけの島。飲み水さえありません。状況は劣悪。純粋なサバイバルに、ワクワク感など微塵も感じられませんでした。無人島という名の監獄のよう。仲間を次々と失い、孤独に苛まれ、心を病んでいく主人公。人が生きていくための条件を問いかけられているようでした。惜しむらくは、軽いBGMが作品の雰囲気にそぐわなかったこと、細かな描写で粗さを感じたことです。でも全体的には好印象。見ごたえある作品でした。 |
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