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タイトル名 |
恐怖分子 |
レビュワー |
stroheimさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2008-02-07 13:56:31 |
変更日時 |
2008-02-07 13:56:31 |
レビュー内容 |
そう、紛れもなく起こった。理由の有無は置き、画面の強度がそれを証明している。フレームの外にも紛れもなく存在する物語が、生活が、悪意が「映画」の現在性を主張し、私的空間に侵食する心地よさ。画面外から突如ナイフで踊りかかる女、画面外の声、画面外の無声、銃声によって容れ物である花瓶を失い溢れ出す水、風、レースカーテン、写真、剥がされる皮膚。主題の欠如からエドワード・ヤンのフィルムはショットの一貫性に不利があるが、物語で補っている。ところであの餌付きは妊娠だろうか、心憎い人である。 |
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