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タイトル名 |
テキサス・チェーンソー ビギニング |
レビュワー |
夜野比瑪さん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2012-06-13 04:32:25 |
変更日時 |
2012-06-13 04:32:25 |
レビュー内容 |
まずは、トーマスの行う残忍な描写は、グレードアップしていたように思う。 生きている人間の腕を・・・なんてシーンは、やっぱりゾッとしたし、 皮をはがすシーンも、前作より気持ち悪さがアップしていた。 が、この映画わざとなのか、意図的なのか、 ホイト保安官役の、R・リーア・メイが名演技過ぎた。 視聴しながら、「どこかで見た顔だなぁ」と思い、ふと 「フルメタルジャケットのハートマン軍曹だ」と思い当たった。 そりゃこういう役がうまいのも頷ける。 理不尽に次ぐ理不尽、圧倒的な絶望感。視聴して嫌悪感が沸く。 ここまで、他人に嫌悪感を持たせる俳優もいないんじゃないだろうか? よく考えると、目を背けたいくらい残酷なことは、ほとんどトーマスがしている ホイトの行為は、銃や警棒などで、使用方法が残酷なわけではない。 ただ、ここにリーア・メイの叱責と、表情が加わるだけで あっという間に狂人が出来上がる。しかもトーマスよりたちが悪い。 トーマスをけしかけているのは、ほとんどホイトなのだから。 それと人肉食の描写はいらないと思った。ほんとに蛇足で、 トーマスが前作で、一人の人間を余すことなく利用していた、 という設定が、無駄になってしまうし、狂人描写としてもイマイチ。 33人殺害されたということで、このシリーズ続きそうだが 前作のトレーラ・ハウスの住人は誰なのか、いまだ不明だ。 そういうもやもやも含めて、評価したい。 |
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