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タイトル名 |
ポセイドン(2006) |
レビュワー |
且さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2008-10-06 18:52:58 |
変更日時 |
2008-10-12 10:36:03 |
レビュー内容 |
うーん、これが転覆脱出ものの元祖だったとしたら それなりにいいのかもしれないけど、 もっとよくできた元祖を知っていると、うーん…。 船の構造とか設備が現代的になってますね。エレベーターとかあるし。 キャラは現代的になって、むしろ魅力がなくなっていると思う。 生活感がなく、親しみの湧かない冷たい質感。 展開が早いのはほめていいのか悪いのか。 船がどこからどこに向かっているとか、平和な船内の描写とか、 どうして大波が来たとか、全部すっ飛ばしていきなり転覆。 とにかくドタバタアクションが描ければいいんだよ!となんだか即物的な感じ。 旅情も人情もなくなって、ありふれたサスペンスアクションになっている。 ドラマ面ではあきらかに退化しているし、映像の迫力とか脱出行のアイディアに関しても 先代をしのぐものを打ち出せているとは言いがたい。 生還者が助かって大笑いしてたけど、いくらなんでも あんな惨事のあとで、あんなにはしゃげないだろう。 脱出の途中で、ほっとひと息ついてティータイムにするくらいの ゆとりというか落ちつきというか、ほしかったね。 |
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