|
タイトル名 |
エネミー・ライン |
レビュワー |
且さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2008-09-03 16:05:34 |
変更日時 |
2008-09-03 16:18:08 |
レビュー内容 |
単なるフィクション世界の娯楽アクションとして見るなら、なかなか悪くないと思う。 しかし実際にはフィクション世界ではなく、実際の世界情勢と 実際の兵器を使っているのだから、リアリティには細心の注意を払う必要があるはずだ。 ところがこの映画はリアリティより盛り上げ重視で、おかしなところが多すぎて とてもいい気分では観れなかった。 戦闘がないと不満を漏らす軍人、そんな奴いるのか?そんなに死にたいのか? いちいち感情的でオーバーアクション。 ミサイルに追われるシーン、嘘だらけ。 前後の射出座席が空中で衝突するとか、ないだろ。 セルビア兵はもはや人間ですらないかのように残虐非道。 ひとりの丸腰の米兵を殺すために、数十人のセルビア兵と数台の戦闘車両がゾロゾロと。 そんなにいらないだろ。それだけ動員しても仕留められないってどんだけ。 いくら撃たれても米兵に弾は当たらない。 ひとりの米兵を助けるために何人を犠牲にするんだ? 私情でヘリ3機と兵員動かして、停戦合意を破ってセルビア兵殺しまくって、 なに考えてんだあのオヤジ?もうめちゃくちゃだよ。 ここまで軽くてデタラメな内容なら、実際の世界情勢に依拠しないで 完全なフィクションにしてほしかった。 |
|
且 さんの 最近のクチコミ・感想
エネミー・ラインのレビュー一覧を見る
|