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タイトル名 |
オール・ユー・ニード・イズ・キル |
レビュワー |
男ザンパノさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2014-07-04 23:57:30 |
変更日時 |
2014-07-05 00:38:34 |
レビュー内容 |
もう、よほどのことでもない限り、CG表現は、わたしには心をうごかされない。相変わらずトムは、一生懸命、人生をいききる役柄で、その目標となるものは結局、成功、貢献、子孫繁栄であることには変わりがない、という映画であった。ふつうにたのしめまし た。ただ、わたしのいちばん、腑に落ちないこと。ここでは ″自らの死”に対する、恐怖、痛み、苦悩がまったく描かれていなかったこと。これは意図的か?人間の意思と意識と記憶は、“死”に対する観念や感情を超越するとでもいうのか?同様に、何度も何度も失敗を重ね、それでもあきらめず、すこしづつ、状況(現実)を良いものに変えてゆく主人公。しかし、たいしたことはない。主人公には、失敗にも死にも、恐怖痛み苦悩がないので、どうとでもなる。確かに、ここにいま、弾の入った拳銃があり、同時に”人生は世の中はゲームだ!”とシンプルに本当に思える、脳を持っているならば、比較的、このように、ひとの意識は移り行くのかもしれない。
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