|
タイトル名 |
家族ゲーム |
レビュワー |
男ザンパノさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-12-04 18:05:10 |
変更日時 |
2008-12-31 00:45:05 |
レビュー内容 |
むかしだったら9点ぐらいだが、いまはこれくらいか。 この映画の伊丹十三が好きです。うまいなあ。 単に僕の予測ですが、この映画でもそうですが、当時絶好調の 森田芳光に、この作品で出遭った伊丹さんが、非常に刺激を受け、 (というか完全に嫉妬して)其の直後、”俺もオチオチしておれん” と、監督業を始めたのではないか、と俺はみている。名作。この映画の松田はイイ。 松田はべつにたいした俳優ではないが、こういう脚本が好きであるという点はいい。 この映画の、監督と松田の感覚はピッタンコで、非常にウマがあったそうで、ふたりでにやけていたそうだ。しかし一方、伊丹は、この本の感覚がわからず、(あまり理解できず)非常に苦心したそう。なんとなく、わかる気がする。確かに、伊丹の作品には、こういった、”異次元の感覚”といったものは皆無だ。伊丹は彼自身の芝居同様、”リアリズム”の人だ。
|
|
男ザンパノ さんの 最近のクチコミ・感想
家族ゲームのレビュー一覧を見る
|