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タイトル名 |
名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー) |
レビュワー |
切内羽音さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-05-12 07:44:42 |
変更日時 |
2006-05-12 07:44:42 |
レビュー内容 |
コナン映画は毎年楽しみにしている私ですが、これは正直あまり見せ場がない作品だと思いました。見所は本当に最後の最後のクライマックス。ここでは「おぉ!!」と感動しました。これは文句なしに良かったです、ブラボー中谷! 他には小五郎が活躍するところも良かったです。いつも通りのピエロ役と見せかけて…なかなかカッコよく見せますね。あとはまあ犯人が初めから分かっている形式をとっておいて実は真犯人が別にいたという意外性(?)が見所といえば見所ですが…。コナンの映画を一作目から見ていれば、そういった純粋なミステリー部分に過剰な期待するべきではないことがわかります。コナンのアクション&蘭とのラブロマンス→クライマックスでの伏線回収によるカタルシスという形での多重エンターテインメントであることがコナン映画の一番の魅力であって、ミステリー部分に特化してもコナンならではの面白さが出せない退屈な印象の強い映画になるように思います。コナンの粗や不自然さに寛容な私でも、今回のクライマックスへのもっていき方は無理矢理感が強いです。小五郎と犯人との格闘シーンは「なぜ格闘しているのか?」という疑問が浮かびました。せっかく豪華客船が沈没するのですから、沈没に伴う見せ場がもっと欲しかったです。水中キスシーンを入れるなら今作に入れるべきでした。面白くするためならもっとタイタニックをパクっていいと思います。でもEDの実写は逆にダメです。何故捨てる!?って感じです。 |
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