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| タイトル名 |
冒険者たち(1967) |
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| レビュワー |
ハッシーふりかけさん |
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| 点数 |
8点 |
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| 投稿日時 |
2007-03-16 14:02:38 |
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| 変更日時 |
2007-03-16 17:56:28 |
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| レビュー内容 |
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| エンジン開発に飛行機乗り、挑戦と失敗を繰り返すマヌーとローランのもとに現れたレティシアと名乗る芸術家の女性。奇抜なセンス、誰にも支配できない行動、常に全容が見えない彼女。綺麗な容姿で誰からも愛され、自然に不幸を寄せつけない。表現が難しいけど、それはまるで猫のように、その存在だけで、神格化されうる存在というか。冒険者たる人間にとって彼女は魅力的でないはずがない。レティシアがローランに「二人で暮らしたい」と告げた時、私達は誰しも失望する。彼女が一人の女性となってしまった瞬間、彼女への神格化が解かれてしまった事に失望するのだ。程なく彼女は死んでしまう。マヌーとローランがそうしたように、私達も彼女の断片を拾い集めたい衝動にかられる。結局、彼女のはっきりとした輪郭は掴めない。ストーリーの展開自体は誰の目にも安易。しかし、レティシアに対するこの絶妙な位置づけ、ヒロインと呼ぶにふさわしいその存在が人を惹きつけ、冒険者へと変え続けるのだろう。 |
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