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タイトル名 |
機関車先生(2004) |
レビュワー |
MARK25さん |
点数 |
1点 |
投稿日時 |
2008-03-09 18:38:27 |
変更日時 |
2008-03-09 18:38:27 |
レビュー内容 |
声を失いながら教壇に立った主人公だが、殆ど彼の人間性が見えてこない。まるで人格すらないひとのようだ。なんだかお飾り的に存在しているようで悲しい。彼が何かをするたびに誰かが彼の言わんとすることをいちいち解説するので、尚のことそう思えてくる。これではコミュニケーションと呼べないし、心が通じたとも思えない。彼に難癖をつけるチンピラも殆ど無理矢理突っかかって行っていて、なんだそりゃだ。彼が何か行動を起こして、それに対して因縁をつけるというようにしないと。突然「いい気になってんじゃねぇ」では何のことだか判らない。単によそ者が気に入らないというのであれば、それをちゃんと描いて欲しいもんだ。「にやにやしてんじゃねえ」とボコボコにするが、これまた何故か主人公の顔は見えず。本当にニヤニヤしてたのかしてないのかもわからないってどういうことよ。剣道大会に優勝出来ると聞いて網元が彼を出場させようと画策して、周りの人間も子供達の期待に応えてやってと嫌がる主人公を大会に無理矢理出場させようとするのも疑問。主人公の心情に対して誰一人顧慮しないとは身勝手過ぎる。そして、その大会で相手が強いから主人公が負けるかも知れんと網元を脅して、誰々の借金を棒引きにすれば勝てると、何の根拠もない話をふっかけて何故か網元はそれを信じた様子。なんのこっちゃ。大体、普通なら、大会に勝てば主人公を島においてやってくれとまず頼むんじゃないか?何故島を離れて、北海道の学校で教えることが彼の挑戦になるのか。島の子供達はどうでもいいのか?そして大ラスは子供達の手話でのありがとう。いつの間に手話覚えたんだよ。感動させるために突如出現した設定に興醒め甚だしい。 |
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