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タイトル名 |
レボリューション・めぐり逢い |
レビュワー |
MARK25さん |
点数 |
2点 |
投稿日時 |
2008-01-29 20:56:08 |
変更日時 |
2008-01-29 20:56:08 |
レビュー内容 |
裕福な家庭に育ちながら独立戦争でアメリカ側に加担したため家を追われたヒロインだが、そんな甘ちゃん育ちの彼女がどうやって生活を始めたのかという説明も描写もなかったり、再会後に英国軍に襲われて行方知れずになってから、どうやって生き延びたのかも判らない。大体刀で切りつけられたのに、ラストの再会時にはその影響もなくピンピンしすぎではないか。主人公とヒロインとの結びつきもそれほど強いものではない。何故あの程度の結びつきで、歳の離れた主人公をヒロインが惚れるのか意味不明としか思われない。結構な年月をばさばさと切り取っているのは仕方ないとしても、つなぎがかなり雑。歴史をある程度知っていることが前提としてあるような作りでもある。息子が酷い目にあわされた将校を見つけ殺さずに去るのもなんか違う。まあこの恨みはやや逆恨みの感じもしなくもないし、これで良いのかも知れないが。パッとしませんな。薄惚けたお話ではあるが、ただこういった戦争の熱狂によって自分の船が接収され、否応なく戦争に巻き込まれていく様は、そういう人々も居ただろうなぁと想いを馳せるには十分だし、この戦争の最中で英国貴族たちは狐狩りを楽しもうとしたり、馬鹿な仮装パーティを開いていたりして、こういう普通は描かれない戦争の裏側を描いたことについては価値はある。それにしてもDVDの割りに随分画質が悪い。 |
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