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タイトル名 |
7月4日に生まれて |
レビュワー |
MARK25さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2009-05-24 04:56:24 |
変更日時 |
2009-05-24 04:58:00 |
レビュー内容 |
以前観た時はとにかくファックだファッキンだとそればっかりが耳に残るったが、今回観てみたら、そこらはあんまり気にならなかった。慣れとは恐ろしい。しかし内容は前回同様、特に面白いとも思えず。大体、自分が甘い考えで英雄気取りでベトナム戦争に行って、民間人殺したことにショックを受けて、パニくって誤射して同僚殺して、仕舞いに自分も敵に撃たれて脊髄損傷で下半身不随になり、帰国して誰も尊重してくれないと逆切れする。戦争に対する考えが甘すぎる。徴兵されて無理矢理行かされた訳でもなく、自分から志願して行ったわけで、それこそビリヤード場で元兵士に言われる言葉そのもの。自分から志願して戦場へ行って、負傷したからと手の平返して偉そうに泣き言を言う姿にどう共鳴しろというのか。志願、徴兵の別なく、実際戦場へ行き国のために戦った人々へはある程度尊重されるべきだとは思うが、これはそういう問題ではない。個人として見たときにあまりに身勝手過ぎる。駄々っ子である。主人公にまったく共鳴させるものがないために、国の罪を責めても、自分が負傷したからこそ国を責めているようにしか見えない。自分が負傷さえしなかったら、きっとこいつは、、、と思えてしまう。そう思わせてしまうだけでも、戦争の是非、負傷兵の待遇の是非を問う映画にはなり難いんではなかろうか。尺も長過ぎですわな。 |
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