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タイトル名 |
追想(1975) |
レビュワー |
θさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-08-26 00:51:05 |
変更日時 |
2013-08-26 00:51:05 |
レビュー内容 |
ナチスドイツ下のフランス、妻子を村に疎開させた医師が、遅れて村に着くと子供は撃ち殺され、妻は目の前で火炎放射機で焼かれるという目に遭い、復讐に燃えてドイツ兵を一人ずつ殺していくという話。
■復讐に転じた主人公が、兵士相手に強いのは、城の秘密を知り尽くしているから、という設定は面白いアイデア。ただしそうすると、顔を洗っているときに兵士に銃を突きつけられた後、普通に闘って勝てているのはなんかおかしい気がする。また、途中から敵兵士の人数がやたら減った気がするのは気のせいだろうか。
■確かに壮絶なんだけれども、タイトル通りロマンスの回想のウェイトが多く、いささかテンポが悪くなっているように思った。現在と関係のある回想(教会とか、散弾銃とか、鏡とか)はまだしも、関係のよく見えない回想シーンを挟み込むのは展開を悪くしてるだけに思う。
■城の秘密を利用するというわりには動きまわっているだけであまりうまく利用している気がしない(特に中盤)。もっと仕掛けめいたものを使う方が面白かったように思う。回想を挟むなら、もっと現在の戦いと結び付けた方がよかった。素材はよかっただけに残念 |
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