|
タイトル名 |
タイタンの戦い(1981) |
レビュワー |
カリプソさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-05-19 21:10:02 |
変更日時 |
2007-05-26 14:16:25 |
レビュー内容 |
力の入れようは分かるんだけど、七回目の航海のようなまとまりがないんだなあ。メデューサの件が素晴らしいだけに勿体ない。ほんとここだけは凄いし怖い。姫を助ける為、メデューサを探しに「死の島」に行くんだけど、もうその島へ渡るときから怖~い。あのベックリンの絵『死の島』そのものなんですよ。今までの話が嘘のように素晴らしい演出です。そんな島に上陸すると青空のもと崩れた宮殿があるのだがその傍らに広大な青空とは対照的な狭く真っ暗な入り口がポカンと口を開けている。僕なら絶対に入りたくないがその先には薄暗く松明に赤く彩られた柱の多い宮殿が広がっていて、もうそこは異様な雰囲気なんです。いかにも怖ろしいものがいそうな気がして・・。まあメデューサはいるんですけどね。そして、とうとうその薄気味悪い宮殿の奥から悪魔のようなメデューサが髪の毛ニョロニョロ、尻尾をフリフリ這いずって出てくるんですよぉ・・・あ~怖わ。もうこのシーンだけでも見る価値ありです。ハリーハウゼン自身も自分で作っておいて「あれは怖かった」っていってる具合ですもん。もう題名「メデューサ」でもいいくらい。そこまでが長いがほんとそんな感じです。今回はメデューサに6点です。 |
|
カリプソ さんの 最近のクチコミ・感想
タイタンの戦い(1981)のレビュー一覧を見る
|