みんなのシネマレビュー
四月の雪 - kikaさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 四月の雪
レビュワー kikaさん
点数 7点
投稿日時 2008-10-05 21:49:35
変更日時 2008-10-05 21:49:35
レビュー内容
皮肉な出会いから始まった2人の恋は、想いの高まりとは裏腹になかなか前に進むことができない。復讐のようにも、慰みのようにもみえるこの想いは、本当に愛なのか?愛だとしても、また儚く消えてしまうかもしれない。傷ついたから惹かれあったのに、傷ついたから戸惑ってしまう2人。「もっと前に出会っていたら」と彼は言うけど、もっと前に出会っていたら、彼らが愛し合うことはなかったでしょう。彼の部屋で、義父の突然の訪問にバスルームへ隠されてしまう彼女。本人たちがどう思っていようと2人の関係は結局不倫でしかないと、つくづく思い知らされてしまった笑顔が痛々しい。
…と頭ではわかるものの、心には何故か響いてこない。不倫の恋だから、という訳ではないだろうし、なんでだろう?一夫一婦制の闇が覗くからでしょうか?
むしろ感情移入してしまったのは、事故を起こしたインスの妻。
不倫相手であったソヨンの夫が亡くなったことを知り嘆く彼女も、やはり真剣に恋をしていたのでしょう。思わぬ形で明らかになった不倫の想いを、言い出せなかったのはインスの"優しさ"のせいかも。意識不明の彼女に「死ねばよかったのに」と呟いたあの激しさを、インスは妻に隠しとおしていたんじゃないでしょうか。

これまでのホ・ジノ作品というと、『八月のクリスマス』にしろ『春の日は過ぎ行く』にしろ、男性の視点で物語が進行していましたが、今回はソン・イェジン演じるソヨンに重点が置かれている感じ。それに応えるソン・イェジンの演技も確かなもので、愛情と欲望の間で立ちすくむソヨンを、静かに熱く演じきっています。
それにしても、かつてホ・ジノ作品が全国公開されるなどど、いったい誰が想像し得ただろう。しかも連日大入りの大ヒットなんて…。ヨン様ってそんなに素敵?
kika さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2010-11-07エターナル・サンシャイン96.60点
2009-10-12クローサー(2004)85.60点
2009-10-11ミリオンダラー・ベイビー106.91点
2008-10-05ニューヨークの恋人(2001)76.26点
2008-10-05ノー・マンズ・ランド(2001)87.32点
2008-10-05タイタニック(1997)36.73点
2008-10-05親切なクムジャさん45.71点
2008-10-05子猫をお願い86.86点
2008-10-05皇帝ペンギン45.98点
2008-10-05アルフィー(2004)45.66点
四月の雪のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS