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タイトル名 |
ハラスのいた日々 |
レビュワー |
すねこすりさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2009-08-13 15:33:08 |
変更日時 |
2009-08-13 15:33:08 |
レビュー内容 |
流行語にもなった「清貧」の中野孝次氏によるエッセイが原作。彼は無類の柴犬好きなのですが、私も「犬は柴」派の人間なので、その偏愛ぶりに異常に共感します。あのつぶらなアーモンドアイ、立った耳、クルンとした巻尾は凛々しく愛らしいことこの上ありません。スキー場で行方不明になった下りをエッセイで読んだときも涙し、本作を見てもやっぱり涙しました。ハラスはとにかく賢いです。中野氏にとってもはじめてのワンコだったようで、思い入れもひとしおでしょう。だからこそ、あの有名なエッセイになったのだと思います。映画の中のハラスを演じたワンコも実に賢く可愛いです。映画としての出来は、そういうわけで冷静に判断できません。柴犬好きの方なら、見て損はない作品です。ちなみに、十朱さんは実生活でも柴犬好きの柴犬飼いだそうです。あ~、「犬のいる暮らし」(これも中野氏の著書のタイトルだが)もう一度したい! 「清貧」じゃなくて赤貧だけど、柴犬飼いたい! |
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