|
タイトル名 |
ボルベール/帰郷 |
レビュワー |
すねこすりさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2009-01-13 14:45:05 |
変更日時 |
2009-01-13 14:45:05 |
レビュー内容 |
うーむ、女性上位な痛快映画でした。唯一の登場男性はサイテー野郎。結果、当然というべきか、哀れというべきか、娘に刺し殺され、妻に非合法に葬られます。赤と黒を基調にしたサイケな色調の画面がペネロペ・クルスの美しさを際立たせ、人生に絶望気味の女性が、それでもなおたくましく生きる力強さを感じさせます。「母と娘」が主たるテーマだと思いますが、女同士の親子というのは意外に厄介なもの。母親との確執にかなりのエネルギーを消耗した身としては、この映画は御伽噺に近いものがありますが、そこはそれ、まあ映画ということで夢や希望があった方がいいじゃない、と思います。いや~、生きるって大変・・・(嘆息)。 |
|
すねこすり さんの 最近のクチコミ・感想
ボルベール/帰郷のレビュー一覧を見る
|