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タイトル名 |
ワールド・オブ・ライズ |
レビュワー |
ポテトさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2008-12-29 16:34:11 |
変更日時 |
2008-12-29 16:35:50 |
レビュー内容 |
テロリストも怖いが、有益な情報を提供してくれた人間を簡単に見捨てたり、何の関係もない人間をテロの首謀者に仕立て上げたりするCIA(=アメリカ)も同様に怖い存在である。ただ哀れなのは現場の工作員である。命を懸けて作戦を遂行する工作員に対し、遠く離れたアメリカの家やオフィスから、しかも物を食べながら指示を送る上司ホフマン。作中でも語られていたがホフマンは大国アメリカのエゴの象徴である。異文化の国を理解せず、このエゴを押し付けるから反発され報復されるのである。難しいテーマを扱っている作品なのだが、ディカプリオの熱演と緊張感あふれる展開は非常に面白かった。さすがリドリー・スコット! |
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