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タイトル名 |
トゥモロー・ワールド |
レビュワー |
やわらか戦車さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2007-03-31 13:37:20 |
変更日時 |
2007-03-31 13:37:20 |
レビュー内容 |
感動した。自分が去年子供を産んだばかりという個人的事情 もあるのかもしれないけど、なんだか、全部、感動した。
この映画が「SFなのか?」って言われたら私はそっち 方面には詳しくもないし好きでもないけど、たぶん違うなぁ って感じなので、パッケージ・トレイラーはちょっと誤解を招きやすいですね。 設定は未来だけど、ものすっごい身近な話でした。 というか、これは基本的に「普通の能力しか持ち得ない人たち」 が困難な状況においてどう行動したか、の物語であって、ヒーロー・ヒロインたる人物はいない。特別な能力・魅力を持った人たちが未来社会で悪者を倒したり、世界を 救ったりする話では全然ないでしょ。だから、私は「設定の細かい所の謎・結局 何も解決してない終わり方」は気にならなかった。 えっと、、日本の第二次世界大戦時代を描いた映画とかドラマとかを見てる 感覚と結構似てた・・。「そっちに行くのは(トゥモロー号?)間違い かもね」とわかりつつも、「でも、この場合、そっちに行くしかないしなぁ」 っていう気持ちがすごくわかるというか・・・。普通の人が戦争時とか、 とんでもない状況にいたら、怪しくてもなんでも、たった一つの希望にすがってしまう だろうし、それは正しいと思う。消去法でアレなのよね。 不妊社会も本当にありそうだし、テロ社会も身近。こんなに身近な未来を見せられたら、子育てにも気合が入りなおしますって!。ベタなんだけど、赤をみて、動きが とまっちゃうみんなの姿に説得力があったなぁ。赤はみんなの宝なの。子供が 犠牲になる社会はクソ。そのことがちゃんと描いてある時点でこの映画はすごいです。 |
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