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タイトル名 |
アヒルと鴨のコインロッカー |
レビュワー |
仏向さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2008-11-15 22:17:06 |
変更日時 |
2010-08-01 10:41:46 |
レビュー内容 |
私は原作を読んだ後に映画をみました。結末・トリックは知っているので、 どうしても興味はこの原作をどのように映画化するか?でした。映画を見始めて「なるほど、これはルール違反であるかもしれないが旨いやり方だな~」と関心しました。 原作は現在・2年前が交互に展開する構成でしたが、この映画のやりかたもありかなと思いました。ただし映画を見て疑問に思った事があります(原作が原因でもありますが・・・)。1.動物虐待の犯人を捕まえるのに琴美は自分を犠牲にする必要があったのか?そこまでしなくても犯人は捕まるのでは?あるいはそこまでするほど追い込まれている心情が表現されていない。2.ボブ・ディランは神か?(ディランのファンではないので・・・)3.物語の進行上必要だからといって必要以上に警官を無能に描きすぎでは?現実の警官もあんなにイライラするほど無能なのか?4.原作の麗子が不思議な魅力を持つ人物だったので、麗子役をだれがやるのか楽しみだったが、大塚寧々だったのでがっかり。 この人、CMでもドラマでも「出来る女性」的なイメージの役をやってるがそんな器じゃないし、いつまでたっても演技が下手。5.河崎役は松田龍平より弟の松田翔太のほうが適役では? 原作は動物虐待や琴美への脅迫ももっと酷く、後味もさらに悪いものでした。 この映画を見て原作を読んでない方は、原作を読んでも後悔しないと思います。
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