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タイトル名 |
告白(2010) |
レビュワー |
仏向さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2011-07-23 01:07:38 |
変更日時 |
2013-01-06 17:38:40 |
レビュー内容 |
■思い出せないいぐらい久しぶりに感銘を受けた日本映画。原作を読んで感動したが大概原作がよいと映画版にがっかりする。この映画は違う。原作より悪い、原作を超えた、とは異なる。同じストーリー、プロットで異なる作品を作ったと思える内容だった。 ■それは原作が1章毎に語り部が変わる一人称形式で非常に文学的なアプローチをしたのに対し、映画化するにあたって原作をなぞるのではなく正に原作を映像化したところがすばらしい。 ■これなら映画を見た後にもう一度原作を読める。どちらにも優劣がなく共に優れた異なる作品である。 ■TV局と広告代理店主導の映画にうんざりしている人。邦画は韓国映画に永遠に追いつけないぐらい差をつけられたと思っている人に見て欲しい。 ■この映画(原作)の欠点とすれば10代の若者の描き方が、あまりに類型的か? サイコで自分のコンプレックスを犯罪で埋めて優越感に浸るというのは、 あまりに単純かと思う。 ■私はこの映画を見て大変反省しました。 邦画=見る価値のない映画。 中島哲也監督=俳優にやたらと厳しい勘違い監督。 松たか子、岡田将生、木村佳乃=TVで見てるだけで判断してすみません。あなた達も優れた作品を求めてたんですね。 ■この映画はホラー映画ではありません。少年犯罪映画でもありません。邦画です。 ■松たか子が号泣するシーンは不要と思いました。押し殺した演出の方がよいとおもいました。TVの影響かあまりにも類型的なシーンは拒否反応してしまいます。 ■過激なシーンも多いですがぜひ多くの人に見て欲しい映画です。邦画に対して前向きになりました。
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