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タイトル名 |
ソナチネ(1993) |
レビュワー |
仏向さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2013-01-06 17:52:56 |
変更日時 |
2013-01-06 17:52:56 |
レビュー内容 |
死にたがっている主人公が最後は死ぬ映画。 しかしながらその過程の描き方が秀逸。 夜の東京から綺麗な海が輝く沖縄に展開するところが素晴らしい。 沖縄に行ったからといって主人公が改心するわけでもなく死はいつでも届きそうな所にあるところがいい。 皆で紙相撲をしたり、落とし穴を作ったり遊んでるが、死が突然やって来る。 突然ではあるが唐突な感じはない。 主人公はヤクザだがこの映画を全くヤクザ映画とは考えませんでした。 人を殺したり殺されたりしますが、道徳的に良いとか悪いとかも全く気にしませんでした。 これを見てヤクザに憧れる人がいるとは思いませんしね。 優れた映画は優秀な娯楽・芸術であると再認識しました。 白黒映画時代以降で最も優れた日本映画の一つだと思います。
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