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タイトル名 |
灰とダイヤモンド |
レビュワー |
仏向さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2008-11-01 17:55:11 |
変更日時 |
2008-11-01 17:55:11 |
レビュー内容 |
この映画を始めて見た時の衝撃は相当なものでした。 それはこの映画をメッセージ色の強い政治的な映画として見なかったかもしれません。 私にとってこの映画はどきどきはらはらのサスペンスであり、 恋愛映画であり、もしかしたら青春映画かもしれません。 主人公のマチェックやクリスティーナも抜群に魅力的で、 この2人が出演してなければこれほど感情移入はしなかったでしょう。 どのシーンも飽きることがなく私にとっては最高の娯楽作品です。 そして映画の終盤、「マチェックはどうなるんだ??」とハラハラしながら見ていた 私が見たのはあの鮮烈なラストシーンでした。呻き、すすり泣きながらゴミにまみれて死んでいくマチェックを見てしばし呆然でした。映画では本当に沢山の人がどんどん死んで行きますが、これほど感情が揺さぶられるシーンは、ゴッドファーザーのソニーの射殺シーンぐらいでしょうか?私の生涯ベスト3に入る映画です。
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