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タイトル名 |
マイノリティ・リポート |
レビュワー |
オルセさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-01-22 12:54:07 |
変更日時 |
2007-01-22 12:54:07 |
レビュー内容 |
観ているときは面白かったのですが、観終わってから、いろいろと疑問が湧いてきました。 司法のシステムってのは、現在でもけっして完璧なものではなく、そのために冤罪が起こるわけですが、 起こっていない犯罪に対して人を裁くシステムでは、 100パーセント完璧なものが要求されるということでしょうか。 でも、その完全性が崩れた場合、すべてを止めてしまう必要があるものなのか。 一つの都市という範囲はあっても、殺人の発生件数がゼロになるほどの犯罪予防効果があるシステムならば、 なにもすべてを止めないで、「人を裁く」というところだけを見直して、 「犯罪を予防する」というところは継続してもよさそうなものだと思います。 犯人の断罪はできなくとも、被害の発生を防止することはできるわけですので、 これだけでも十分な効果があると思いますが。 「人を裁くための必要条件とは何か?」といったテーマに迫ってくれればもっと面白くなったかもしれないのに、 ラストでなにやら急ぎすぎたのかストーリーが腰砕けになってしまった感があります。
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