|
タイトル名 |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ |
レビュワー |
たくみさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-07-01 21:20:32 |
変更日時 |
2007-07-01 21:20:32 |
レビュー内容 |
長時間なので覚悟して見ましたが、意外と時間が早く過ぎて、ストーリーに引き込まれました。 「ゴット・ファーザー」のように血の絆とかファミリーとかなり重々しい映画かと思いましたが、少し肩透かしの感じ。 この映画は、あまり細かい事は気にせずに、ストーリー展開(回想と現在のやりとり)に身をゆったりと浸からせて、約40年の時間の縦軸というか時の流れを味わう映画なのでしょう。「アナポーラ」を耳にしながら。 デニーロは好きな俳優で、今回もいい味を出しています。テンポの良い映画で出てくるのもいいけれど、この映画のように、ひとつひとつの演技を「ゆっくりと見せる」役もいい感じです。ジェニファー・コネリーも可愛らしかった。 それはそれとして、この映画のラストの2シーンだけはどうも気になります。ひとつはパーティの夜のデ・ニーロの友達の行動と、その後の回想シーンのアヘンを吸った時のデ・ニーロ本人の笑みの意味。特に本人の笑みを監督は何故最後に持ってきたのだろう。 色々な解釈ができるだろうけれど、スケールの大きい映画なのだから、「何故」と思わせるよりもっと素直に感動に浸ることができるエンディングにすればよかったのにと思いますが。 |
|
たくみ さんの 最近のクチコミ・感想
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカのレビュー一覧を見る
|