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タイトル名 |
ブレードランナー/ファイナル・カット |
レビュワー |
枕流さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2009-02-16 23:26:58 |
変更日時 |
2009-02-16 23:26:58 |
レビュー内容 |
正直に申し上げてデッカードがレプリかどうかなどということに全く興味は無く、というかそういうテーマがあろうとは気づきもせず、2時間この映画を観たが、それでも十分に面白かった。ストーリーの映画かと思いきや、意外と雰囲気の映画だったのだが、それもこの強烈な世界の前では、どちらでも良くなった。東洋的で混沌とした街に咲く退廃美。止まない雨も印象的だ。何よりも観るべきはルドガー・ハウアーの怪演か。「地獄の黙示録」のマーロン・ブランドーを思い出した。レプリだけに行動が予測不能。恐るべき力を持つ子供が最期に見せる思いには胸を打たれる。万人向けではないが、感じる人は何かを感じる作品。 |
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