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タイトル名 |
シッコ |
レビュワー |
matanさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-09-02 12:57:59 |
変更日時 |
2007-09-02 12:57:59 |
レビュー内容 |
映画館で見ました。映画の日でしたが、思ったよりも観客が入っていませんでした。確か、この映画は911よりも前から撮っていて、911があったので、これを先送りにして今回ようやく出すことが出来たと聞いています。足掛け7年ぐらいかけて作ったと。今のアメリカの医療制度を理解することが出来たことと、カナダやフランスやイギリスの医療制度が良いことも取り上げていました。それよりも、関心したのが、イギリス人の賢人(老人)が言っていたことばです。「民主主義とは、国が民衆を怖がることが基本だが、国が強くなると国民を脅したり、無気力にさせて投票にいかせないようにさせるんだ。これに加担するのがメディアである。今のアメリカを見ていると、革命が起こっても不思議ではない。」翻って、日本はどうであろうか? 今の国民健康保険・社会保険・介護保険は、破綻寸前だと言われている。その国民健康保険でも、日本人全員が入っているわけではなく、医療を受けられない人たちがいる。メディアは、ほとんど何も取り上げない。私は、さっそく民主党に、次のような提案をした。「60歳以上、18歳未満は医療を無料にすること。」財源の問題などいろいろあるだろう。しかし、病んでいる人や貧しい人を助けられない社会を良い社会というのだろうか? 僕はそうは思わない。最後に、気になることが1つ。それは、マイケル・ムーア監督が太りすぎだということだ。しかも、これだけの映画がヒットしていると大金持ちになっているはずで、なんらかの形で、困っている人たちを助ける動きをすべきであり、それもレポートすべきである。スパイダーマンの中で言った好きな言葉がある。「力(お金でもよいだろう)を持ったら、それをどのように使うのか責任があるのだよ。」監督にはそれが感じなかった。
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