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タイトル名 |
マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ |
レビュワー |
Sueさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2008-07-02 01:24:14 |
変更日時 |
2008-07-02 01:24:14 |
レビュー内容 |
イングマルが引き取られてかかわる町の人々は、みんな少しずつ風変わりだ。 下着のカタログを読ませる寝たきりのおじいさん、ヘンな芸術家、屋根を直し続ける人に、 緑の髪の少年、少年のふりした少女などなど……。 この人達は変で笑われたりもするけど、町の人達はそれを自然の事として受け入れている。 人と違うからって排除しない。特別すごく善人な人達ってわけでもないのがまたいい。 父方の弟の常識的だけど、冷たいイメージの排他的なお家との対比が印象的。 厳しい現実が少年に訪れたけど、最後は、意味不明?に氷の河で泳いでいたおじさんをひっぱりあげ、わいわいしている町のみんなの姿を見て笑顔にかわっていくのが、それでも生きていかなくてはいけない人生の厳しさと、そこからのたくましさを感じられて良かった。日本も昔はこんな風に、多様性を認め人とはちょっと違う変わった人も受け入れ(逆におもしろい)包摂性のある一面のある国だったのかな。 映像のトーンが綺麗だった。
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