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タイトル名 |
BROTHER |
レビュワー |
ジャッカルの目さん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2008-09-23 00:44:45 |
変更日時 |
2008-10-02 03:47:48 |
レビュー内容 |
北野作品の特徴は独特の乾いたタッチと絶妙な「間」にあると思う。予想外の展開で意表をつくかと思えば、きっちりと予定調和に落としこんだりするバランスがすばらしい。しかし、本作は寺島が憤死した後、パワーダウンしてしまった感が否めない。あの人数で、外国で、彼らはどうやって「しのぎ」をかけていたのだろう。また、敵の存在が希薄で、戦いにリアリティが感じられなかった。そこら辺をあえて描かなかったのだろうが、本作では表現方法として成功していないように思う。横文字タイトルにして、外国との合作にした訳だが、北野武は期待したほどの達成感を得られたのだろうか? |
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