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タイトル名 |
パンズ・ラビリンス |
レビュワー |
かねたたきさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2008-10-12 18:49:23 |
変更日時 |
2008-10-12 18:49:23 |
レビュー内容 |
いろんな意見がありますが、私は、あのオープニングから、「王女さま」の部分は全部少女の空想として解釈しました。そして、「少女は結局幸せになったのだと思いたい」と観客に感じさせることで、現実の哀しさを強調するという意図だったのだと。珍妙な姿の生物を出せば「御伽噺」が出来上がると思ってる子供だましのファンタジー映画に比べれば、対になる毒の部分を正面から描いている点で、完成度の高い作品だと思います。食うなと言われても食べてしまうシーンや、弟を連れて来いと言われて連れてくるのに、土壇場で「渡さない」と翻意するシーンで、もう少し少女の気持ちを上手に演出してくれたら、満点だったかも。 |
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