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タイトル名 |
手紙(2006) |
レビュワー |
きいろのくじらさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-01-03 22:52:58 |
変更日時 |
2008-01-03 22:52:58 |
レビュー内容 |
映画は映画、原作は原作であって、あまり原作との比較はしたくないが、終盤からラストにかけては原作と比べても負けてなかったぐらいだったと思う。どこか未来に大きな希望が持てるそんなラストに仕上げたのは好感が持てた。また、お兄さんの合掌のシーンは見せ場だが改めて映像で見せられると感極まる思いで玉山鉄二の好演もあって非常に良かったと思う。
文庫本にして400頁を越える原作と比べたらそれは細かい点や気に入らない点は出てくるが原作の要点をしっかり捉え加害者家族(弟)を決して正当化せずに描ききった点は良かったと思う。何よりも加害者の視点という東野圭吾の原作を映像化したということが評価できるのではないだろうか。ツッコミどころはあるにしてもここまでの出来は予想していなかった。原作を読んでいたにもかかわらず非常に楽しめた。 |
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