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タイトル名 |
デッドマン・ウォーキング |
レビュワー |
Thankyouさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2007-02-04 22:28:03 |
変更日時 |
2007-02-04 22:28:03 |
レビュー内容 |
死刑制度を真正面から捉えた作品として製作された意味は充分だと思います。しかしショーン・ペンがラストに自らを顧み大泣きするシーンですが、どうしても刑の執行というものが背景にあった上での大反省のような気がしてなりませんでした。仮にこの映画の早々に特赦があり死刑が取消になったとしたときに、それでもラストはショーン・ペンは大泣きし反省していたのでしょうか?もし反省をしていたのなら本当に死刑制度は無意味であり、廃止してもよいということになるでしょうが、これで反省の色のかけらも見られなくなったとしたら犯罪者の改心に死刑はやはり必要なもの、という結論になってしまうと思います。仮に製作者側が死刑廃止を念頭にこの映画を作り、反省したショーン・ペンを死刑に処してしまうことで死刑廃止を訴えているのだとしたら、ちょっと作り手の見当違いでは、と思わざるを得ませんでした。死刑ありきで犯罪者が反省をするのなら、既にそこに死刑の意味が生まれてしまっていると思います。 |
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