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タイトル名 |
ホテル・ルワンダ |
レビュワー |
いっちぃさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2008-02-02 06:49:26 |
変更日時 |
2008-02-02 06:49:26 |
レビュー内容 |
重たい。あまりにも重たい。だからと言って安易に目を逸らしてはいけない。なぜなら、いつかどこかで同じような事態が起こりうる可能性は十分にあるわけだから。今回描かれていたフツ族とツチ族の争い。なにか小さなきっかけで立場は逆転していた可能性も十分にある。それは人間が狂気という性を本質的に持っている限り否定できないことである。直接的に虐殺に対して手を下した人たちはもちろん、遠くの地でニュースを見ながらディナーを食していた人もまたその本質を持っていると言えるだろう。ただ、何より重要なことはこの現実に起こった事件を1994年当時の私は知ることもなくのほほんと過ごしていたことである。私と同じようにこの映画を観てこの事件を知った人も少なくないであろう。そういった人たちがこの映画を観て何かを考える感じるきっかけになればこの映画は映画以上の価値を持つことになる。そう思いたい。 |
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