|
タイトル名 |
柘榴坂の仇討 |
レビュワー |
movie海馬さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2016-06-03 14:52:08 |
変更日時 |
2016-06-03 14:52:34 |
レビュー内容 |
ラストには賛否あるでしょう。私はあれで良かったと思います。互いに死にぞこない、時が止まったまま人生を落胆して生き永らえながら、互いが目前に現れるのを待ち続け、ようやく出会った時には互いを許し共感し心を溶かし前進していく。不条理な決闘もお涙で好きなんですが、なんだか新鮮でした。許しって大事ですね。難しいけれど。ただ侍魂の志村がこれからの文明に対応して働いていけるかが心配。個人的には借金取りに正義感あふれる元侍が次々に名乗り出るシーンがニヤついてしまった。「姿形は変わろうと、捨ててはならぬものがある。それも文明ではござらぬか」には同意。最近の日本は捨てすぎてるのが文明になっている気がしてならない。マイナス1点=まさかのミサンガ頼み。そして井伊直弼を演じる吉右衛門さんのカツラおよびメイク担当者。 |
|
movie海馬 さんの 最近のクチコミ・感想
柘榴坂の仇討のレビュー一覧を見る
|