|
タイトル名 |
プロデューサーズ(2005) |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2013-10-22 10:19:37 |
変更日時 |
2013-10-22 10:19:37 |
レビュー内容 |
「春の日のヒトラー」のイメージがまずあって出来た話じゃないかな。ショービジネスとナチって、大衆相手(大衆操作)というところで似通っている。風刺とか皮肉とか言う以前のこの「似通ったイメージ」をなんとかしたい、という作家としての欲望がまずあったのではないか。目的のある明るさ。冒頭の失敗した新作、「またちゃんとつまらなかった」と皆が笑いながら出てくるところがおかしい。『バンド・ワゴン』はファウストだったが、これはハムレット。ミュージカルナンバーとしては、ばあさんたちの歩行器も使っての群舞が印象的。どうってことはないんだが、牢の中でそれまでのあらましを歌い演ずるのが、おかしい。ブロードウェイミュージカルをシンシンに置き換える。 |
|
なんのかんの さんの 最近のクチコミ・感想
プロデューサーズ(2005)のレビュー一覧を見る
|