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タイトル名 |
百年恋歌 |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-11-07 12:18:26 |
変更日時 |
2007-11-07 12:18:26 |
レビュー内容 |
ふつう3つの時代を描くとしたら、1911年1966年2005年と順にやるもんだろ。ところが66→11→05とくる。この監督にとっては60年代ってのがベースになってて、そこから過去を振り返り、未来を眺めるんだ。兵役のために去っていく男は、過去では革命に参じて去る。自転車は未来ではバイクになる。話を理解するのは正直言ってかなり困難な映画で(とりわけ現代篇)、この監督ずいぶん遠くへ行ってしまったなあ、と寂しかったが、光と煙の美しさには圧倒された。ビリヤード台を照らす電灯の光の中にただよう煙、現代篇でやたらヒロインがすぱすぱ吸う煙草とそれを照らす蛍光灯、屋台の食事での湯気さえ美しい。そういえば「煙が目にしみる」が流れていたっけ。 |
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