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タイトル名 |
パリ、ジュテーム |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2008-02-02 12:23:57 |
変更日時 |
2008-02-02 12:23:57 |
レビュー内容 |
18もあると、短編集というより俳句集で、なんだかよくわかんないうちに、え、これだけ? で次に移ってしまうのもある。何だったんだろう、と考えてる暇はない。ということで、けこう疲れる。私は途中で休み、二度に分けて見た。記憶に残っていることを列挙すると、1移民の話が多かった、今現在の切実な問題なのだろう。2チュイルリーを描くのに、ずっと地下鉄の駅構内ですますコーエン兄弟の皮肉。3ムラカミの小説は、ああいったニュアンスで受容されているのか(ムラカミの小説だったら、男が内心で「やれやれ」と言うところ)。4パントマイムのやつで「一緒にしないでくれ」と叫ぶ同囚に笑った。5イライジャ・ウッドは「シン・シティ」といい、暗いイメージがけっこう合う。6豪華配役陣ではジーナ・ローランズの貫禄が一つ抜けている。7ラストのおまけで、全体がオムニバスからアルトマン的群像劇にも見える仕掛け。8これを複数人で見た場合、見終わってから一つずつ思い出していくゲームができると思った。最後の方まで出てこないのは、あれかあれか。 |
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