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タイトル名 |
機械じかけの小児病棟 |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-08-27 10:57:41 |
変更日時 |
2007-08-27 10:57:41 |
レビュー内容 |
舞台は英国のひんやりとした空気に包まれている島だけど、どこか監督スペインの南のカトリックの空気も混ざってきている。死者の世界との近さ、そのことを登場人物たちが当然のように納得してしまうあたり。また音楽にコーラスが入ってくると、それだけでミサを連想してしまうもので。しかしこの外はひんやり・内に熱い情念って、ポイントになるナースの存在そのものでもあるんだな。憎悪によるたたりよりも、愛による迷いのほうが怖い。闇の黒よりも、閉鎖病棟の、深海の底のような緑のほうが怖い。 |
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