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タイトル名 |
グアンタナモ、僕達が見た真実 |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2007-10-01 12:27:33 |
変更日時 |
2007-10-01 12:27:33 |
レビュー内容 |
前半はロードムービーのひたすら移動する映画。母国に戻ると下痢をしてしまうぐらいヨーロッパになじんでいたパキスタン系イギリス人の若者たちが、異国見物のようにめぐる祖国と隣国アフガンの光景。外からの客の視線で見ていたはずの戦争なのに、いつのまにかタリバンにリクルートされ、北部同盟に捕われ、アメリカに当事者アルカイダとして引き渡されていく展開の臨場感がすごい。で後半は捕虜としてひたすら運動を禁じられる世界。金網の監獄なので外からは常時見つめられるが、こちらが米兵を見ることは厳しく禁じられる。だからラスト釈放されたときに、移動するバスの窓からグアンタナモの街を、米兵の禁止を断固拒否して「異国見物」する主人公の姿が感動的だ。 |
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