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タイトル名 |
リコシェ |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2012-09-18 09:47:17 |
変更日時 |
2012-09-18 09:47:17 |
レビュー内容 |
このころのアメリカ映画は「精神の深淵を垣間見る」系のネトネトしたのが多かった。むかしのドイツ映画に通じていきそうな。前半は陰惨さだけが売り物みたいで嫌だったが、脱獄してから、失脚させるための・名誉を奪うための・恥をかかせるための復讐が進んで、そのネトネトが味わいになる。いちいちがハマってくる快感。J・リスゴーの計画性が気色悪く壮大に見えてくるところがいい。ヤクの売人の友人もラストでいいとこ見せるし、一応シナリオにも建設性を感じられる。死んだふりに対抗し、こっちも死んだふりで応酬。リスゴーは誰よりも主人公の死を願わなかった。 |
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