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タイトル名 |
ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品) |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2013-05-16 09:54:19 |
変更日時 |
2013-05-16 09:54:19 |
レビュー内容 |
車も銃も出ない活劇の基本を楽しんだ。人物造形がちゃんとしてることね。複雑な内面の個性は持たせないが、特色は持たせる。悪役(『ダイハード』のA・リックマン)をちょいと三枚目にしたのもいい。ナイフをカカカカってやるところなんか。混乱の中でまず結婚式を挙げようとする律儀さとか。C・スレイターの翳りもポイント。これが実は…ってあたりも嬉しい。まとまって吊るされてた人々を台を倒して助けちゃう、とか。活劇にいちいち工夫があって、ただ火薬を多くすればいい、ではないの。盗賊の息子が、父と命の恩人との戦いを楽しげに眺めてるような気のいい連中、ってのも大事だね。リチャード王の特別出演S・コネリーは、昔ロビンをやったことがあるってだけじゃなく、K・コスナー(『アンタッチャブル』)、C・スレイター(『薔薇の名前』)二人の師をやったことがある、ってのも響いていそうだ。 |
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