みんなのシネマレビュー
デカメロン - なんのかんのさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 デカメロン
レビュワー なんのかんのさん
点数 9点
投稿日時 2014-01-15 10:12:04
変更日時 2014-01-15 10:12:04
レビュー内容
若いころ名画座ではイタリア映画が元気溌剌で、フェリーニの『サテリコン』『ローマ』『アマルコルド』あたりが繰り返し上映され、ヴィスコンティは配給権が当時あったのはそれだけだったのか『地獄に堕ちた勇者ども』と『ベニスに死す』の二本だけが繰り返され、若手監督ではベルトルッチの『暗殺の森』と『ラストタンゴ・イン・パリ』(私がサントラレコードを買った唯一の作品)、ヒネたのではフェレーリの『最後の晩餐』も好きだった(これのフィリップ・サルドの音楽に陶酔させられ、『ソドムの市』のモリコーネと合わせて「えげつないニ大名画の二大陶酔曲」として脳に刻印された)。そしてそのパゾリーニにも溺れ続けた。最近の人は分からないかもしれないが、ビデオやDVDのなかった昔は外国映画は配給権てのに縛られてて、配給会社が権利を買ってる間だけ上映できたの(たぶん今でもフィルムはそうなんだろう)。それが切れるとフィルムを返さなくちゃならないので、気に入った映画はとにかく日本で見られるうちに脳に焼き付けるまで繰り返し見ねば、という気持ちになってたわけ(あのころの観賞の気合いは、もう今では出来ない)。そんなころの思い出映画が『デカメロン』『カンタベリー物語』『アラビアンナイト』の三部作で、フランコ・チッティ、ニネット・ダボリなんて役者の名前を聞くともうそれだけでワクワクしちゃう。そして無名の役者さんたち。歯並びの悪い男、ニタニタ笑っている男、変に無理してるような・卑屈なような・不敵なような男たちの笑い顔。ひとつひとつの艶笑譚も楽しいんだけど、とにかく彼らに逢えるのが嬉しかった、それで見続けた。なんかほかの映画と違う広々した世界だった。
なんのかんの さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2014-03-15エデンの東(1955)87.25点
2014-03-14アゲイン/明日への誓い65.22点
2014-03-13オリバー!76.08点
2014-03-12世界の中心で、愛をさけぶ65.27点
2014-03-11真珠の耳飾りの少女66.33点
2014-03-10ゴースト/ニューヨークの幻77.02点
2014-03-09EMMA/エマ(1988)66.00点
2014-03-08稲村ジェーン42.41点
2014-03-07つぐみ54.96点
2014-03-06ボイス・オブ・ムーン65.25点
デカメロンのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS