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タイトル名 |
エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-04-05 12:35:55 |
変更日時 |
2011-04-05 12:35:55 |
レビュー内容 |
大ざっぱに女優を貴婦人タイプと小間使いタイプに分類すれば、M・ファイファーは小間使いタイプで、場末のウェイトレスなんかやらせると絶品なんだけど、これはちょっと柄じゃなかったんじゃないか。はぐれ者の感じはあるが、上流社会って雰囲気からは離れすぎているような。最後の送別パーティの優しい残酷さはよかったな。ヒンヤリとしたとこ。これを殺せば自由になれると思ったことのある妻に、なすすべもなく操られてしまうD・D=ルイス。憐れまれてさえいたのだった。男は最後まで決断から逃げている。19世紀末のニューヨークってのが美しい。風の強い日に、男たちが帽子を押さえて黙々と歩いてくるシーンなんかに、味わいがあった。 |
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