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タイトル名 |
誓い |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2009-11-19 11:55:38 |
変更日時 |
2009-11-19 11:55:38 |
レビュー内容 |
オーストラリア映画ってのが珍しかったころの作品。映画館がガラガラだったことを覚えている。なるほど、こんな風にして若者は戦場に出てくるんだなあ、というところがよく分かった。悲壮な決意で兵士になるわけでなく、日常となだらかにつながって戦争に向かう。当時の風俗描写(第一次世界大戦時の古風な感じ)がいい。仲間も学者がいたりカタブツがいたり。海岸の場面もいいね、ボンボン砲弾が飛んでくる中の日常といったタッチ。こんなものだったんだろう、というところがある。ラスト、冷酷な司令官と人情ある上官との対比が、やや型にはまってしまい、遠くから批評的に眺めている視線になってしまったが、でもジーンとくるところではある。アルビノーニは、船が上陸する場でひときわ美しい。 |
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