|
タイトル名 |
愚なる妻 |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2013-03-05 09:18:13 |
変更日時 |
2013-03-05 09:18:13 |
レビュー内容 |
シュトロハイムが自信持ってるなあ、という表情って分かる。ヨーロッパの表現主義を引きずってる。たとえば空涙を流して手の陰で目を光らせてるとことか、鏡で女を盗み見るとことか、きっとああいうとこに自信があったんだと思う。今から見るとクサいんだけど、でもこういうヨーロッパ風・悪の粘着的魅力ってのが新鮮だったに違いない、アメリカでは。そこらへんの「アメリカに渡ったヨーロッパ人の映画」ってことの表現のあれこれに興味は湧くが、現在残っているフィルムで(オリジナルから見ればほとんど断片)何か言ってはいけないような気もする。セットと知らなければそれほどお金掛けてる映画に見えません。 |
|
なんのかんの さんの 最近のクチコミ・感想
愚なる妻のレビュー一覧を見る
|