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タイトル名 |
ファインディング・ニモ |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-02-24 09:50:48 |
変更日時 |
2014-02-24 09:50:48 |
レビュー内容 |
魚だと手足の擬人化がないだけ、アニメの特質とも言える。天然色の海底。ちょっと人形アニメの趣きにもなる。人間社会がすっかり対象化されるのがいい。敵役に徹する。みなに好かれようとしている鮫のエピソードもおかしい。『モンスターズ・インク』の流れか。救出と脱出の物語。短期記憶のドリーのキャラクターもいい。魚族たちが話を伝えていって、協力態勢になっていくの。歯医者のほうも水を汚したりの作戦。ダーラが登場すると『サイコ』のキンキンキンキンがはいり、波止場は『鳥』。あちらでは一般教養として子ども用映画にもヒッチコックが登場するのかと思ったが、分かる客だけ分かればいい、という自己満足なんだろうな。一網打尽後「みんなで下に向かって泳げ!」には、社会派的感動があった。タイトルロールの間をすり抜けたり、ビクビクしている小魚がチョウチンアンコウをパクリとか、休まない。ラ・メールが流れるのもまったく正しい。 |
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