|
タイトル名 |
サニーサイド |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2011-07-20 12:10:18 |
変更日時 |
2011-07-20 12:10:18 |
レビュー内容 |
大正8年か。松井須磨子が自殺してキネ旬が創刊された年だ。コントラストがきつくなっちゃってて、かなり見づらいフィルム状態ではあった。楽譜をヤギに食べられてしまい、キーを叩くとヤギが鳴くというのを視覚で見せるギャグがあった。朝食のシーンで砂糖をいっぱい入れてドローッとしたのを飲む、ってのもあったな。一番好きなのは医者たちが座っているロビー(?)を強引にモップで掃除するというギャグ、無理に脚の間を通したりするの。この人のギャグでは、律儀にテキパキと仕事をしている振りをする、ってのにいいのがある。そこに庶民のズルさと言うか反逆を見てしまうのはヤボか。労働讃歌と素直にとっていいところもある。機械的に動く労働者の自嘲と見るのは、後の作品から振り返って見てしまい過ぎてるかもしれない。 |
|
なんのかんの さんの 最近のクチコミ・感想
サニーサイドのレビュー一覧を見る
|